トルコ シリアでの対IS作戦を強化 市民犠牲も増加続く
内戦が続くシリアで軍事作戦を続けるトルコ軍は、過激派組織IS=イスラミックステートが軍事拠点とする北部の都市の制圧に向けて一気に攻勢を強め、市民少なくとも88人が空爆の巻き添えになるなど犠牲が増え続けています。
トルコ軍はことし8月から国境を越えて隣国シリアに地上軍を展開し、21日には過激派組織ISが支配する北部の交通の要衝バーブの制圧に向けて反政府勢力とともに、町の中心部を包囲して一気に攻勢をかけています。
トルコ軍によりますと、一連の軍事作戦で武器を保管する倉庫などを破壊するとともにISの戦闘員およそ140人を殺害したということで、23日にはISが拠点とする地域で激しい戦闘が続いています。これに対し、IS側も自爆攻撃などで抵抗しており、トルコ軍もこれまでに兵士16人が死亡しました。
また、シリアの内戦の情報を集めているシリア人権監視団によりますと、多くの子どもを含む市民少なくとも88人がトルコ軍の空爆によって死亡し、犠牲者の数は増え続けているということです。バーブは、ISにとって「首都」と位置づけているラッカの防衛に向けた重要な軍事拠点で、ISは自爆攻撃などで死守すると宣言しており、激しい抵抗を続けるものと見られます。
トルコ軍によりますと、一連の軍事作戦で武器を保管する倉庫などを破壊するとともにISの戦闘員およそ140人を殺害したということで、23日にはISが拠点とする地域で激しい戦闘が続いています。これに対し、IS側も自爆攻撃などで抵抗しており、トルコ軍もこれまでに兵士16人が死亡しました。
また、シリアの内戦の情報を集めているシリア人権監視団によりますと、多くの子どもを含む市民少なくとも88人がトルコ軍の空爆によって死亡し、犠牲者の数は増え続けているということです。バーブは、ISにとって「首都」と位置づけているラッカの防衛に向けた重要な軍事拠点で、ISは自爆攻撃などで死守すると宣言しており、激しい抵抗を続けるものと見られます。