挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
想い 作者: 苺

好きな人程虐めたい

9/10

悪戯なおもてなし

少女が傍らのソファで身を休めていた。
見れば、寝顔は天使の様に清らかで幼い。ー私の可愛い、可愛いご主人様ー寝顔を見ていたがふと、執事の心に芽生えた悪戯心。唇に孤を描いた後、少女の身体に手を伸ばし触れ始めた。ドレスを纏った身体から薔薇の香りに酔いしれそうになりながら、頬、唇、耳たぶ、首筋、肩、鎖骨を順にゆっくりと触れていく。

どこまで触れればその瞳を開くのでしょう?

少女の胸に手を置いて揉むように触れる。身体を捩る小さな身体。滑らかな心地にうっとりしながら、桃の頂点に人差し指で強めに弾けば、甘い声が漏れる。唇を重ねれば、それだけで身体が震えだした。舌をねっとりと絡めれば瞳を大きく開けた少女。ーこの瞳に映っているのは私だけー目を細めながら、更に深い口づけを施した。抵抗しない少女に執事は意識を自分に向ける様に首筋に強く吸い付いた。ー私の薔薇はお気に召していただけましたか?どんな時でも私を忘れないでくださいね。ご主人様ー
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ