過去の性犯罪事件調べ、男浮上…撮影の画像所持
広島県北広島町の臥龍 山の山中で2009年11月、島根県立大1年・平岡都 さん(当時19歳)の遺体が見つかった事件で、島根、広島両県警の合同捜査本部は近く、遺体発見直後に交通事故で死亡した当時30歳代の男が事件に関与したとして、容疑者死亡のまま殺人、死体遺棄などの容疑で男を書類送検する。
捜査関係者によると、捜査本部が今年に入り、過去の性犯罪事件を調べ直すなかで男の存在が浮上した。男は山口県下関市出身で、当時は平岡さんが住んでいた島根県浜田市に隣接する益田市に自宅があり、同市内で働いていたという。
捜査本部が事件前後の男の行動を調べたところ、臥龍山付近を車で走行していたことが判明。最近になり、男のデジタルカメラの中から平岡さんの画像データが見つかったという。
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2016年12月17日 16時59分
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