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    事件7年余、謎多いまま…島根女子大生殺害

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     怒り、悲しみをぶつける先がない――。2009年11月、広島県の山中で島根県立大1年だった平岡みやこさん(当時19歳)の遺体が見つかった事件は、遺体発見2日後に事故死した矢野富栄よしはる容疑者(同33歳)が20日、殺人容疑などで書類送検されたが、殺害の動機は解明されなかった。事件から7年余り。遺族、知人、そして容疑者の関係者に割り切れなさを残したまま、警察の捜査は事実上、幕を閉じた。
     「答えられない」「申し上げられない」
     合同捜査本部の置かれている島根県警浜田署で午前11時から開かれた記者会見で、河村英夫・島根県警刑事部長や酒井敏行・広島県警刑事部長ら5人は、矢野容疑者が捜査線上に浮かんだ時期や遺体の状況などについて、こう繰り返した。
     会見ではまず、容疑者名と容疑事実の概要が説明され、遺族のコメントが読み上げられた。その後、約100人の報道陣から「いつ、矢野容疑者の存在を把握したのか」「事故死しているのに、もっと早く分からなかったのか」などと質問が矢継ぎ早に飛んだ。
     しかし、「捜査にかかわる」「遺族への配慮」などと詳細な説明は避け、杉原知行・島根県警捜査1課長が「被害者の目撃情報がなく、犯人の目的や動機などが不明だったため、あらゆる観点で捜査を進めた」と述べた。遺体発見直後の死亡事故も、すぐに容疑者として結びつけるのは「難しい」と言うにとどめた。
     一方、容疑者特定の決め手として、関係先にあった矢野容疑者のデジタルカメラなどに計57枚の画像が残され、その中に首を絞められた後の平岡さんや、文化包丁が写っていたことを明らかにしたが、詳しい状況は「言えない」とした。ただ、遺族に対しては、時期は伏せたうえで、「事件の説明はしている」と話した。
    2016年12月20日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
    
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