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鳥羽商船高専のアプリ最優秀賞

12月23日 09時43分

鳥羽商船高専のアプリ最優秀賞

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三重県鳥羽市の高等専門学校の学生が開発した植物の水分の量を測定するスマートフォン向けアプリが、学生などが開発した気象観測機器のコンテストで、最優秀賞を受賞しました。
コンテストは高校生と高等専門学校の学生が開発した気象観測機器の出来栄えを競うもので、全国から35件の応募がありました。
このうち、鳥羽商船高等専門学校でコンピューターのプログラミングを学ぶ学生たちが開発したスマートフォン向けのアプリ「葉ー℃グラフィ-」が最優秀賞を受賞しました。
このアプリは、スマートフォンに取り付けられた熱を感知するサーモグラフィーカメラで撮影することで植物の葉の温度がわかる仕組みとなっています。
植物が葉から水分を蒸発させて温度を調節していることからヒントを得たということで、植物がどの程度の水分を必要としているか、画面に4段階で表示されます。
果物の栽培では与える水分の量が甘さに影響を与えることから、農家にも役立つということです。
開発にあたった鳥羽商船高専5年生の大北悠人さんは「植物の状態をアプリで直接測ることができるので、家庭菜園をしている人や農家の方に役立ててほしい」と話していました。

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