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トヨタ労組 3000円要求へ
12月22日 10時02分
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トヨタ自動車の労働組合は来年の春闘で、ベースアップに相当する賃上げとして、ことしに続き、月額3000円の引き上げを求める方針を固めました。
関係者によりますと、トヨタ自動車の労働組合は従業員全体の基本給などを引き上げる、ベースアップに相当する賃上げとして、月額3000円の引き上げを求める方針を固めました。
すでにトヨタグループの全国315の組合が加盟する全トヨタ労連が月額3000円以上の引き上げを求める方針を加盟労組に提示していて、この方針に沿う形となっています。
さらに自動車メーカーの競争が一段と激しくなる中で、会社の競争力を維持している従業員の努力に応えるには、ことしと同じ水準の賃上げが必要だと判断したものとみられます。
トヨタの労働組合は、1月中旬の全トヨタ労連の方針決定に続いて、1月30日に開く評議会で正式に組合員に示すことにしています。
ただ、この水準はトヨタ自動車の労使がことし妥結した月額1500円を大きく上回る上、トヨタは今年度、5年ぶりの減益となる見通しであることから、厳しい交渉が予想されます。
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