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中電 需要計画を誤って報告
12月22日 10時02分
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中部電力が電力各社などで作る公的な機関に電力需要の計画を誤って実際より大幅に少ない値で提出したことがわかり、再発防止の指導を受けました。
中部電力によりますと、11月3日の午前0時から午前11時までの電力需要の計画について、本来、1.4億キロワットアワーとすべきところを、0.2億キロワットアワーと誤って、「電力広域的運営推進機関」に提出したということです。
担当者が計画を送信する際、システムの操作をミスしたことが原因だということです。
「電力広域的運営推進機関」は全国の電力の需給バランスを調整していますが、需要や発電などの数字に誤りがあると需給のひっ迫を招きかねないということです。
今回は実害はなかったものの、対応が不適切だとして、中部電力に再発防止を指導しました。
中部電力では「指導を真摯に受け止め、不適切な業務処理が発生しないよう、システム改修や社員の再教育などに取り組んでいきます」とコメントしています。
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