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動物園 感染防止で池の水抜き

12月21日 19時09分

動物園 感染防止で池の水抜き

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名古屋市の東山動物園で飼育していた鳥から高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受けて、動物園は21日朝から、感染源となる野鳥の飛来を避けるため、園内の池の水を抜く作業を行いました。
名古屋市の東山動物園では、20日、新たに感染が確認された絶滅危惧種のシジュウカラガンなど、これまでに8羽から高病原性のH5N6型の鳥インフルエンザウイルスが検出されています。
動物園は感染の疑いがある鳥を建物の中に隔離して外に拡大しない対策をとっているほか、21日朝からウイルスの感染源となる野鳥が飛来する園内2か所の池を消毒し、水を抜く作業を始めました。
園内東側の古代池では午前8時すぎから、池に消毒用の塩素剤を散布する作業が始まり、池全体の消毒を確認したあとせきを開けて排水を行い、動物園によりますと、夕方までに排水を完了したということです。
一方、動物園の西側に位置する胡蝶池では、もともと池に排水機能がないことから池の水を吸い上げ、消毒して排水管に流すためのタンクの設置作業が行われました。
動物園では、21日中に古代池の排水を終え、胡蝶池は22日以降、水抜きを行うことにしています。

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