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朝霧の滝“風伝おろし”
12月21日 12時37分
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21日朝、三重県南部の御浜町で、峠を雪のように覆った朝霧が滝のように流れ落ちる、地元で「風伝おろし」と呼ばれる現象が見られました。
御浜町と熊野市の境にある標高247メートルの風伝峠では、峠をはさんで北側の熊野市の盆地と海沿いの南側の御浜町との間で気温の差が大きいときなどに霧が峠から滝のように流れ落ちる現象が見られ、地元では、峠の名前にちなんで「風伝おろし」と呼ばれています。
21日朝は盆地で発生した朝霧が、午前6時ごろには雪がかぶったように峠のりょう線付近を覆っていました。
そして、日がのぼり、気温が上がるにつれ、霧はふもとに向かって滝のようにゆっくりと流れ落ちていきました。
御浜町の「風伝おろし」は、気象条件が整えば冬の間、見ることができます。
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