空自小松基地、小銃部品を紛失 報道で発覚

2016/12/13 11:46
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 航空自衛隊小松基地(石川県小松市)で、訓練で使用した小銃部品を紛失し、さらに紛失の情報を漏らした隊員がいるとして、全隊員約1800人に私用と業務用の携帯電話の通話履歴を任意で提出するよう求めていたことが13日、同基地への取材で分かった。

 同基地によると、訓練は基地で7日実施され、64式小銃部品の鉄製ピン(直径約5ミリ、長さ約3センチ)を紛失。基地は紛失を発表しておらず、9日の報道で発覚した。

 基地司令の亀岡弘空将補が発覚を受けて通話履歴の提出を指示し、口頭で全隊員に伝えられた。監理部長の安藤浩2等空佐は「犯罪や不正でないことを外部に流したという点は見過ごせない。調査は、秘密保全と隊員保全を考えてのことだ」と説明した。

 12日までに、通話履歴を提出した隊員はいないという。情報を漏らした隊員が特定できた場合、適切な処置をするとしている。〔共同〕

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