<鳥インフル>一関のコハクチョウから検出
岩手県は22日、一関市花泉町涌津地区のため池で16日に回収したコハクチョウ1羽の死骸の確定検査で、H5N6型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。県内で同ウイルスの確認は3例目。環境省は同市に野鳥緊急調査チームを派遣する。
また、花巻市幸田のため池で20日に見つかったオオハクチョウ1羽の死骸の簡易検査で、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出たことも明らかにした。確定検査を実施する。同省は半径10キロ圏を野鳥監視重点区域に指定した。
県内では他に、盛岡市の中津川河川敷と一関市花泉町油島地区のため池で見つかったオオハクチョウの死骸からA型ウイルスが検出され、確定検査中。
2016年12月23日金曜日