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 米紙ニューヨーク・タイムズは21日、トランプ次期政権の駐日大使に、オバマ政権で中国大使を務めたジョン・ハンツマン氏(56)が浮上していると報じた。トランプ氏側近で、すでに首席戦略官・上級顧問に任命されたスティーブン・バノン氏が推薦しているとしているが、トランプ陣営内では反対論もあるという。

 ハンツマン氏は、G・H・W・ブッシュ(父)政権でシンガポール大使や、G・W・ブッシュ(子)前政権で、通商代表部(USTR)次席代表を務めた後、2004年にユタ州知事に当選。オバマ政権では、09年~11年まで中国大使を務めた。

 ニューヨーク・タイムズによると、バノン氏は、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官が大統領選で勝利した場合に次期国防長官として有力視されていたミシェル・フロノイ元国防次官を、北大西洋条約機構(NATO)大使に推しているという。(ワシントン=佐藤武嗣)

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