ことしの出生数 推計で初めての100万人割れ
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ことし1年間に国内で生まれる子どもの人数はおよそ98万人となって、初めて100万人を下回るという推計を、厚生労働省がまとめました。
厚生労働省は、毎年1月から10月までに国内で生まれた子どもの人数などを基に、その年の出生数の推計をまとめています。
それによりますと、ことし1年間に国内で生まれる子どもはおよそ98万1000人で、明治32年に統計を取り始めて以降、初めて100万人を下回る見通しになりました。
一方、去年1年間には、生まれた子どもの人数は100万5677人で、5年ぶりの増加に転じていました。
また、ことし1年間に国内で亡くなる人は、推計で129万6000人で、出生数を31万5000人上回りました。
この結果、日本の人口は10年連続で減少する見通しとなり、少子高齢化に伴う人口減少がさらに加速している実態が浮き彫りになりました。
塩崎厚生労働大臣は閣議のあとの記者会見で「出生数の動向は、厳しい状況がずっと続いている。妊娠や出産、子育てなどそれぞれの段階に応じて、働き方改革と子育て支援を両輪で進めながら、少子化対策に取り組んでいく必要がある」と述べました。
それによりますと、ことし1年間に国内で生まれる子どもはおよそ98万1000人で、明治32年に統計を取り始めて以降、初めて100万人を下回る見通しになりました。
一方、去年1年間には、生まれた子どもの人数は100万5677人で、5年ぶりの増加に転じていました。
また、ことし1年間に国内で亡くなる人は、推計で129万6000人で、出生数を31万5000人上回りました。
この結果、日本の人口は10年連続で減少する見通しとなり、少子高齢化に伴う人口減少がさらに加速している実態が浮き彫りになりました。
塩崎厚生労働大臣は閣議のあとの記者会見で「出生数の動向は、厳しい状況がずっと続いている。妊娠や出産、子育てなどそれぞれの段階に応じて、働き方改革と子育て支援を両輪で進めながら、少子化対策に取り組んでいく必要がある」と述べました。