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爆発物所持の疑い 男を逮捕へ

12月21日 09時34分

爆発物所持の疑い 男を逮捕へ

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12月1日、岐阜県多治見市で、盗みなどの疑いで逮捕された男の自宅から強い爆発力がある化学物質の過酸化アセトンが見つかった事件で、警察は21日にも爆発物を所持していた爆発物取締罰則違反の疑いで男を逮捕する方針です。
12月1日、多治見市で、盗みなどの疑いで逮捕された長江陽満容疑者(37)の自宅から白い粉が入った7センチほどの大きさの容器2つが見つかり、長江容疑者が「爆発のおそれがある」と話したことなどから、一時、周囲の住民を避難させる事態となりました。
警察が白い粉を押収して調べた結果、わずかな衝撃や熱などで爆発するおそれがある化学物質の過酸化アセトンであることがわかりました。
過酸化アセトンはフランスのパリで起きた同時テロなどでも使われ、警察によりますと、長江容疑者は「興味本位でインターネットを見て作った」などと供述しているということです。
警察が採石場でこの粉を処理する際に確認したところ、実際に小規模の爆発が起きたということで、警察は爆発物を所持していた爆発物取締罰則違反の疑いできょうにも長江容疑者を逮捕する方針で、製造の目的などを詳しく調べることにしています。

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