2016年12月22日10時38分
土壌学や環境学を専門とする科学者らが21日、都庁で会見を開き、築地市場(中央区)の豊洲市場(江東区)への移転中止を求める声明文を発表した。学者や研究者ら約50人の賛同者があるという。
本間慎・東京農工大名誉教授、熊沢喜久雄・東京大名誉教授ら6人が名を連ねた声明文では、都市ガスの製造工場跡地だった豊洲は「(有害物質が)長期にわたって土壌や地下水にしみこんでいる」と指摘。都の汚染対策は「きわめて不十分」とし、移転中止の決断とともに、業者への誠意ある補償を求めた。
「このまま移転しては百年の悔いを残す。食の安全・安心を守るため、学者として発言することへの使命感がある」と本間名誉教授。都知事や都議らにも声明文を届け、専門家会議との意見交換などを求めていくという。
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