タバコをやめたので、記念に書く。
喫煙者のほとんどは、タバコが体に悪いという事を認識しつつも、「無理してやめる方がストレスになる」、「タバコやめたら太る」などなど、適当な理由で自分を誤魔化してタバコを吸っている。中には、別に体を壊してもいい、と言う人もいる事だろう。
総じて知能レベルが低い。
なぜタバコを吸う人間の知能レベルが低いのか。それを以下に証明する。
タバコは吸わない方が身体にいい。これは医学的にも認められた事実なので、ここへの反論は認めない。
タバコを吸うと一時的な快楽が得られるが、その快楽の代償として、がんに罹る可能性を高める。
※ここでは分かりやすく がん とする。
タバコから得られる快楽の代償として、がんのリスク(苦痛)は余りにも大きい。これが分からない人は、極端なケースで考えてみれば分かりやすい。例えば、仮に一本吸っただけで、翌日確実にがんになるタバコがあったとして、あなたはそのタバコを吸うだろうか?ほとんどの人は吸わないだろう。なぜならこのケースでは、得られる快楽が、背負う苦痛に見合わない事が明らかだからだ。
喫煙者が今吸っているタバコには、その中のどれかに、「明日必ずがんになるタバコ」が紛れていて、当たりを引いた誰かが、毎日のようにがんに罹って行っているのだ。
では何故、人はタバコを吸うという選択をするのか?それは、がんの苦痛が遠くにある為に小さく見え、身近にある タバコを吸う事で得られる快楽 の方が大きく見えるからだ。つまり、同じ距離で快楽と苦痛を比較をすれば明らかな事が、時間・距離が離れた瞬間、その見せかけの大きさに騙されてしまい、正当な評価が出来なくなっているだけの話なのだ。
遠くにある物は小さく見え、遠くの音は小さく聞こえる。距離を理由に大小の評価を取り違えるのは、馬鹿のやる事だと思わないだろうか。
遠くに見える象よりも、近くにいるサイの方が大きいと主張する人がいたとする。この原因は何か。何がこの人をサイが象よりも大きいという馬鹿げた主張に駆り立てるのか。それは、先ず第一に、知識不足 = 単純に象の大きさ(がんの苦痛の大きさ)を知らないという事。そして、低い知能レベル = 見せかけに惑わされて、大小の正当な評価を下せなくなるレベルの知能しか持ち合わせていないという事である。
以上が、タバコを辞めた私の方が、タバコを吸う人間よりも知能レベルが高い事の証明である。