“奇跡の処女”役を熱演した本田翼【拡大】
「セリフの事務所NG? アハハハハ! なかったんじゃないかなぁ。やってて楽しかった。恋愛ものとかシリアスな暗い役、素朴な女の子の役じゃなくて、インパクトのある役を戸惑いなくできたかな」
唯一の躊躇は生田の顔を蹴る場面。心の中で生田ファンに「ごめんなさい!」を連呼していた。
「生田さんが『思い切りやってくれ』と言ってくださってやりやすくなりました。生田斗真の顔を蹴ったのは私ぐらいだろうなぁ」
Sッ気に目覚めたかと突っこむと、「それはないよ~」とズッコケて、「あれ、フツ~にできる人ってすごいと思う。思い切りましたもん」。これまで「あんまりやったことがなかったコメディー系」で三池監督、脚本の宮藤官九郎と待望だった初コラボを満喫。そんな16年は「変化の年」だったという。
「少しね、節目なのかなって年でした。学生以外の役ができた。前は新社会人か学生かだったから。年齢とともに役のオファーも変わってきて、それがすごい楽しい」