昨日のお話からの続きになります……。
両国の『吉野家』で『ロースかつ定食』を堪能したあとに立ち寄った吉良邸跡。せっかくですので、日が暮れるまで赤穂浪士の足跡を辿りながら散歩をしようと考えたものの、時間はすでに午後三時半を指しております。
なので、先を急ぎましょう。まずはいったん京葉道路に出て、回向院の前を通過します。
そして、隅田川の手前の道を左折してみると、赤穂浪士が泉岳寺に引き揚げる際に最初に渡ったという一之橋が架かっています。
現在はこのような眺めですが、当時はかなり開けた視界だったのでしょうね……。
この橋を渡って少し歩いたところに、ずいぶんと渋い造りの門を発見!!!
ここは芭蕉記念館という施設のようですが、今までまったく存在に気付いていませんでした。もう時間も遅いので、また次の機会にゆっくり見学したいと思います。
さらに先に進むと、萬年橋という橋が架かっていました。
ここから新大橋はすぐ近くのようですが、たしか赤穂浪士はその先にある永代橋を渡ったと記憶していますので……もう少し直進してみましょうか。
すると、高速道路が真上を走る大きな通りに出てしまいました。通りを渡って、その先の細い道を行くと隅田川から離れてしまいそうな予感……右折して川沿いを道なりに歩くことにしました。
そして、川に沿って歩いていくと、右側には永代橋が!!! 徐々に日が暮れてきましたので、急いで渡ってしまいましょう。
永代橋からの下流の眺めは、超高層マンションが乱立していることにビックリ!!!
対して上流側は、高いものといえば東京スカイツリーぐらいなものですね(汗)……。
永代橋を渡りきったら、左折をして茅場町方面へと進みます。途中に高橋という橋が架かっていましたが、少し歩いただけでもう超高層マンションが遠くに感じます。
新大橋通りに差しかかった頃には日没も間近、この通りを左方向へと歩を進めてみましょう。
すると、少し先にずいぶんと立派な寺院が目に止まります。ここは築地本願寺、何となくインドに来てしまったかのような錯覚に陥りますが、寒さですぐに我に返りました(笑)!!!
その少し先には築地市場がありますが、日曜日の夕方は場外市場も閑散としていますね。
さらに直進していくと、目の前に巨大なビル群が現れますが、ここは再開発された汐留あたりのようですね。あっ……とうとう陽が落ちてしまったので、本日のお散歩はここで打ち止めにしておきましょう。
で、最寄りの新橋駅に出ようと、歩道橋を上がって右往左往していると、眼下には夢の国のようなイルミネーションが展開されておりました。これはちょっと得した気分になりますね。
ここまでの所要時間は一時間四十五分。吉良邸跡から泉岳寺まで歩くとなると、少なくとも三時間は見ておいたほうがよさそうですね。なので、次回はもっと早い時間からリベンジしてみようと思います!!!
ちなみに帰りは電車を使ってしまいましたが、トータルで二万歩ほど稼げました……。