民進党、天皇退位論点整理案まとめ「皇室典範改正によるべき」
12/21 12:21
天皇の退位をめぐり、民進党は、退位は恒久的な皇室典範の改正によるべきだとする論点の整理案をまとめた。
論点整理案は、21日午後の常任幹事会で、中間報告として示される。
それによると、天皇の退位を恒久的な制度とするため、皇室典範を改正し、「天皇は、皇嗣(後継者)が成年に達しているときは、その意思に基づき、皇室会議の議により、退位することができる」との規定を新たに設けるよう提言している。
また、政府が検討している、退位の対象を現在の陛下一代に限る特例法については、「違憲の疑いを生じさせる。時の政権与党による恣意的運用の危険性を排除できない」と、疑問を呈している。
安倍首相は、「国の基本にかかわる、極めて重たい、重たい課題であり、決して政争の具にしてはならない」と述べた。
安倍首相は20日、民進党を念頭に、天皇の退位の問題を「政争の具にすべきでない」と述べ、けん制した。
また、「政治家は、今こそ良識と常識を発揮しなければならない」とも指摘した。
論点整理案は、21日午後の常任幹事会で、中間報告として示される。
それによると、天皇の退位を恒久的な制度とするため、皇室典範を改正し、「天皇は、皇嗣(後継者)が成年に達しているときは、その意思に基づき、皇室会議の議により、退位することができる」との規定を新たに設けるよう提言している。
また、政府が検討している、退位の対象を現在の陛下一代に限る特例法については、「違憲の疑いを生じさせる。時の政権与党による恣意的運用の危険性を排除できない」と、疑問を呈している。
安倍首相は、「国の基本にかかわる、極めて重たい、重たい課題であり、決して政争の具にしてはならない」と述べた。
安倍首相は20日、民進党を念頭に、天皇の退位の問題を「政争の具にすべきでない」と述べ、けん制した。
また、「政治家は、今こそ良識と常識を発揮しなければならない」とも指摘した。