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国際線で便利!特典航空券を片道発券できるマイレージをまとめてみました 

特典航空券

滑走路から見た着陸

国際線で特典航空券を考えている場合で、

マイルが足りない時、

往復それぞれで違う航空会社を希望する時、

或いは一方しか予定が決まっていない時、

等々色々あると思うのですがそんな時に特典航空券の片道発券が便利になります。
片道購入も可能ですが、往復と同じくらいの運賃になるケースも多く、
中々利用しづらい状況です。

とは言え、全ての航空会社で片道発券できる訳ではありません。

日本の大手航空会社のANAJAL
ANAについてはホームページ上で以下の記載があり片道発券は不可となっています。

片道でのご予約はできません。
国際特典航空券は国際線2区間以上からのご利用となり、出発地と最終帰着地が同一国内であることが必要です。~ANAホームページより~

では、JALだとどうか。
JALについては2015年4月から電話での申し込みに限り片道発券が可能になり、
更に2016年4月からはホームページ上からも発券できるようになりました。

ANAも追随する可能性もあると思いますが、こればっかりは何とも言えません。

日本国外に目を向けると、
欧米を中心に片道発券できる航空会社は多く、そこに片道購入可能なLCCを組み合わせることで、旅程の幅が広がるのではと思います。特典航空券も往復で取れれば一番いいですが必要マイル数も多くなりますし。

と言うことで、先ずはJALからそして欧米各社についてまとめてみました。

国際線で片道発券できるマイレージ

 

 

JAL国際線 特典航空券の片道発券

先ずはJAL特典航空券について簡単に。

発券可能日について。
国際線:搭乗の330日前の日本時間10時から搭乗日4日前まで。
国内線:搭乗の2ヶ月前の日本時間9時半から搭乗日4日前。

取消し・払戻し期限は旅行開始の前日の23時59分まで。
片道に必要なマイル数は通常往復の半分。

JALのHP上で空席確認する際にこんな感じで調べることが可能です。

JAL特典を予約

 

上記の様に片道発券が可能ですがJALの場合は各種特典を考える必要があります。
片道発券の場合だと特典を享受できませんので。

エコノミー、プレミアムエコノミー利用時にはディスカウントマイル
ビジネスクラス、ファーストクラス利用時には曜日限定特典があります。
*エコノミー、プレエコの場合はJALカード割引もあります。

この2つの特典を考慮した上で、片道発券が良いかを考える必要があります。

 

 

JAL国際線特典航空券 ディスカウントマイルとJALカード割引

ディスカウントマイルはエコノミー、プレエコ利用時に割引される特典です。

ディスカウントマイルについて押さえる点は以下。
搭乗日の4日前の12時まで予約が可能。
片道での申込は不可で往復発券が必要。
予約のキャンセル待ちは不可。

例えば、
韓国だと通常の往復で15,000マイル、ディスカウントで12,000、JALカード割引で更に11,000マイル。片道発券の場合は7,500マイルになりどうか。

オーストラリアだと通常の往復で40,000マイル、ディスカウントで35,000、JALカード割引で34,000。片道発券で20,000マイルでどうか。

特典を利用する場合と片道発券の場合でどちらが良いかを考える必要がありますが、
ディスカウントマイルは期間が決定されているのでそこまで使い勝手良いものではないかもしれません。

 

 

JAL国際線特典航空券 曜日限定特典

ファーストクラス、ビジネスクラスを対象とした特典です。
曜日限定特典を利用する場合は往復発券が必要。

出発対象期間は以下。
日本発:火曜日、水曜日、木曜日、金曜日
海外発:月曜日、火曜日、水曜日、木曜日

例えば、東京ーバンコクビジネスクラス往復が通常で80,000マイルとなり、
片道発券は40,000マイルになります。

JAL国際線で特典航空券

 

これを曜日特典にした場合は往復で60,000マイルになります。
これはぜひ利用したいですね。

JAL特典で曜日割引

 

JALは片道発券が可能。
ただ、往復の際に特典割引があるのでその点を考慮して決める必要があります。
特典のリンクはこちらから。

JALマイレージバンク - JAL国際線特典航空券 マイル早見表:曜日限定特典

 

 

デルタ航空 スカイマイル

デルタ航空スカイチームに加盟。
日本からの直行便も多く利用しやすい航空会社です。2015年1月以降のフライトより、デルタ航空便での獲得マイルについては、これまでの飛行距離から運賃に基づいて算出されるようになりました。距離ではなく高い航空券程マイルが加算されるようになり改悪、近年の流れに沿った形となりました。
ちなみにマイルの有効期限はありません。

さて、成田ー台北(桃園)のエコノミーで往復35,000マイル。

デルタエコノミーで台北

片道発券だと往復の半分の17,500マイル。

デルタエコノミーの片道発券

ビジネスクラスの片道だと30,000マイル。

デルタビジネスを片道発券

 

こんな感じで利用できます。
改悪されたデルタマイルですが基本的にはマイルを獲得する上で最も馴染みのあるシステムと言えばニッポン500キャンペーンだと思います。

ニッポン500キャンペーンとは

日本国内の1フライトで500マイル獲得可能。ANAJAL、ピーチその他航空会社は問わない。通常会員だと最大10フライト分、スカイマイルメダリオン会員だと40フライト最大2万マイル獲得することが可能。リンクはこちらから。

 

 こんな感じで貯まっていきます。
1~2年貯めれば結構貯まるんじゃないかと思います。しかも無料ですからね。

デルタニッポン500が加算

 

 デルタマイルはJTBクーポンにも使用できます、こちら参考まで。

 

 

ユナイテッド航空 マイレージプラス

 ANAと同じスターアライアンスに加盟。
マイルの期限は18ヶ月以内に利用があれば更に18ヶ月延長されます。

ユナイテッド航空のマイルで最も便利が良いのがANA国内線での利用でしょう。
区間距離800マイル以内であれば片道5,000マイルで発券できます。
尚、20日以内だと別途7,500円の発券手数料が発生します。

こんな感じで羽田福岡の片道が5,000マイルで発券できます。

ユナイテッドのマイルでANA国内線

 

ユナイテッド航空スターアライアンス加盟ですので、国際線の便は豊富です。
アジア、北米、そしてオセアニア。片道発券に必要なマイル数は往復の半分。

ユナイテッドのマイルを個人的に利用しているのはANA国内線ですが、
将来利用したいのはオセアニアタヒチやフィジー。
ニュージーランド航空での利用になりますが(オークランド経由)、エコノミー往復で25,000マイルで利用可能。と言うことで片道発券でなくても良いですね、この場合は。
尚、タヒチやフィジーはホームページ上からは出てこないので、電話で空席確認をして予約する必要があります。

ユナイテッド航空のマイルについてはSPGポイントからマリオット経由で交換するか、
あとは1マイル1.5~2円で購入するかになるでしょうか。何れにせよ、ANA国内線を発券できるユナイテッドのマイルは貯めておきたいマイレージです。


 

ブリティッシュ・エアウェイズ  エグゼクティブクラブ

ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)で最も利用されているのは国内線のJAL特典航空券でしょう。650マイル以内なら片道4,500マイルで発券可能、直近でも手数料は発生せず、家族以外の友人にも発券可能です。

こんな感じで羽田ー福岡で4,500マイルで可能。

BAマイルでJAL国内線

 

その他、国際線においても往復の半分で発券が可能。
とりわけ、短距離だとお得に発券できると思います、こんな感じで。


BAのAvios(マイル)をどう貯めるか?
SPGアメックスやアメックスと言ったポイントを移行するのが一般的。
SPGだと20000ポイント移行ごとに5000ポイントのボーナスがあるので、SPG20000ポイントで25000マイルになり交換率は1.25になります。

ポイント移行以外だと購入が良いでしょうね。
こんな感じでセールをやっているので1マイル1.5円以内で購入可能なります。
その他グループポンを利用したセールもあるので、1~1.5円で購入することが可能になります。これも貯めておきたいマイレージです。


 

まとめ その他

その他片道発券できるマイレージとしては、
アメリカン航空のアドバンテージ、エールフランスのフライングブルーが往復の半分、カンタス航空が往復の半分で片道発券が可能です。

往復の半分ではないですがキャセイパシフィックとかエミレーツとか。

特典航空券の片道発券については、
①必要マイル数が往復の半分で利用できること
マイレージのマイルを獲得しやすいこと
等が重要となってくるので、JAL、デルタ、ユナイテッド、ブリティッシュエアウェイズが使い勝手が良くて貯めやすく、是非とも貯めておきたいマイレージではないかと思います。

往復発券でマイルの足りない時や、予定が一方しか決まっていない時に上記の組合せ、或いはLCCをプラスするとか、片道発券は結構便利だと思いますよ。

 

 

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