戦国時代のクリスマス たいまつ行列再現 南島原 [長崎県]

たいまつを手に住宅地などを練り歩いた行列
たいまつを手に住宅地などを練り歩いた行列
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 戦国時代のクリスマスを再現する催し「フェスティビタス ナタリス」(西日本新聞社など後援)が3日、南島原市北有馬町の有馬小周辺であり、夜には武士や宣教師にふんした市民ら約200人がたいまつを手に行列で練り歩いた。

 催しはラテン語で「クリスマスの祭り」の意味。行列は、領主だったキリシタン大名有馬氏の治世下で家臣や領民がクリスマスに町を巡った記録にちなんだ。

 有馬晴信の妻、菊亭ジュスタの子孫である志賀賢子(さとこ)さん(75)=東京=が初めて招かれ「400年前の先祖が見た光景を目の当たりにできた」と語った。

=2016/12/04付 西日本新聞朝刊=

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