12月20日 12時32分
国内の主要都市で、名古屋が「最も魅力に乏しい」という調査結果が出たことを受けて、市内の高校生たちが、まちの魅力をどう高めるか、市長と意見を交わす特別授業が行われました。
この授業は、ことし6月、名古屋市が行った調査で、国内の主要な8つの都市のうち、「最も魅力に乏しい」という結果が出たことを受けて、千種区の名古屋商業高校で行われ、河村市長と2年生と3年生の生徒、約80人が参加しました。
授業では「名古屋の魅力をどう高めるか」について、国際経済科の生徒たちが海外の生徒と交流した経験を交えて意見を発表しました。
この中で、女子生徒2人はアメリカ・ロサンゼルスにある映画産業をテーマにした観光施設を訪れた経験をもとに名古屋には自動車産業や航空産業を生かした体験型施設をつくるべきだと指摘しました。
また、台湾の学生を名古屋城に案内したことがある男子生徒は「名古屋城は魅力的なものの、周囲に楽しめる場所が無いため、古民家を利用した宿泊施設などを整備すると良いのではないか」と提案していました。
こうした提案について、河村市長は「名古屋の魅力がまだまだ足りないことを改めて感じた。頑張らないといけない」と話していました。
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