今日はおすすめ音楽。昨日のNegiccoとはうってかわって、インディーズのインストバンドです。まあ、Negiccoもインディーズっちゃあインディーズだけど。これがですね、ある意味自分にとって最高のバンドなんですよ。知名度は低いけど。
Natural Killers / マタタビ!!
熱い。思わず体がうずいてダンスしたくなる曲。
ジャンルでいうとジャズファンク。前から思ってたんですが、このジャズファンクに分類される音楽ってジャズの要素がないと思うんです。なのでファンク。具体的にいうとSouliveとか、Medeski Martin & Woodとか。
Natural Killersは大阪を拠点に活動するインストジャズファンクバンド。インストといってもたまに叫んだりしてますけど。ホーンも自前で抱える大所帯バンド。いや中ぐらいかな。ホーン2本だし。
もともとわたくしこの手のジャンルが大好きでして、ブルーノート4000番台の裏名盤をあさってたりする古傷を持ってたりします。
90年代のアシッドジャズムーブメントの恩恵をもろにかぶったってことなんですが、その頃から過去のレジェンドなバンドに狂喜乱舞しつつ、新世代のバンドにも注目してきました。
しかし、なかなかこれっというのに出会わないんですよね。それは洋邦を問わず。これだったら、過去のレジェンド達を聴いてたらいいんじゃないかというのばかり。JBとかジミースミスとか。
そんな中で出会ったのが、Natural Killers。
これだって思いましたね。これぞ、ジャズファンク!
十分な汗臭さ、ロックの激しさ、熱さ、汚なさ、下世話さ。(全部褒め言葉)
そう、今までのジャズファンク系ってどこかお上品なところがあったんですよね。先達を尊敬してるのは分かるけど、もっと自分を出そうよっていう。
メインストリームのジャズに対してブラックコミュニティで育まれたジャズファンクって、ある程度の下品さって必要だと思うんです。ダンスっていうのも重要な要素だし。
それがナチュラル キラーズにはある。若いっていうのもあるかも知れないけど、そのがむしゃらな勢いってファンクだと思う。
とにかく散々聴いてきた中で自分的にはジャズファンク系No.1です。洋邦問わず。
という訳で、激おすすめです。惜しむらくはもうちょっと活動して欲しいなあってところ。この最新のシングル曲「マタタビ!!」も2013年リリースですからね。ホーンを抱えた多人数バンドは運営が難しいですけどね。
ライブ情報など詳しい活動は公式ホームページをチェック。→
直近は神戸troop cafeでの年越しカウントダウンイベントかな。
ここで一つ注意点。Natural Killersっていう同名のバンド(こちらはパンク系?)があるので、検索するときには気を付けてください。
韓国や台湾でもライブをしてるみたいで、もはや日本を飛び出してます。この勢いでどかーんといって欲しいですね。