三井住友銀元行員 4億円着服疑い 外貨取引損失穴埋めか
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三井住友銀行の千葉県内の出張所に勤めていた女性行員が客の口座からおよそ4億円を着服していた疑いで懲戒解雇されていたことがわかりました。
関係者によりますと、千葉県松戸市にある三井住友銀行の出張所に勤めていた女性行員が7年間にわたって客の口座から合わせておよそ4億円を着服した疑いで、ことし6月に懲戒解雇されたということです。
この元行員は預金の払い戻しなどをチェックする権限を持っており、外国の通貨を売買するFX取引で出た損失を穴埋めするため、客の印鑑を偽造して着服を繰り返していた疑いがあるということです。
これについて三井住友銀行は「警察に通報のうえ、行内でも事実関係を確認中です。捜査中の事案なのでコメントは差し控えます」としています。
三井住友銀行ではことし、東京・大田区にある支店でも元副支店長が外貨預金取引のシステムを不正に操作するなどして合わせておよそ10億円をだまし取った疑いで警視庁に逮捕されています。
この元行員は預金の払い戻しなどをチェックする権限を持っており、外国の通貨を売買するFX取引で出た損失を穴埋めするため、客の印鑑を偽造して着服を繰り返していた疑いがあるということです。
これについて三井住友銀行は「警察に通報のうえ、行内でも事実関係を確認中です。捜査中の事案なのでコメントは差し控えます」としています。
三井住友銀行ではことし、東京・大田区にある支店でも元副支店長が外貨預金取引のシステムを不正に操作するなどして合わせておよそ10億円をだまし取った疑いで警視庁に逮捕されています。