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北アルプス冬山警備の開始式
12月20日 10時09分
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北アルプスでの山岳遭難に備えて、岐阜県高山市の登山口で冬山警備の開始式が行われました。
開始式は、19日、岐阜県側の登山口にある新穂高登山指導センターで行われ、岐阜県警の山岳警備隊員など約40人が出席しました。
式では、岐阜県警の竹市召一地域部長が訓示し、このあと、隊員らは、早速、装備の点検にあたっていました。
北アルプスには、毎年、年末年始に山頂からの初日の出などを楽しみに多くの登山客が訪れ、今シーズンも岐阜県側から約700人が登るとみられています。
警察は民間の山岳救助隊とともに、年明けの1月9日まで24時間態勢で登山指導センターに2人を常駐させるほか、特に登山客が多い大みそかから2日にかけては標高2300メートルほどのところにある西穂山荘にも隊員3人を待機させる予定です。
岐阜県警山岳警備隊の谷口光洋飛騨方面隊長は「北アルプスは今年も例年並みの雪になっている。食糧を多めに持ち、装備を十分にして登山してほしい」と話していました。
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