12月20日 10時09分
国内の主要都市で名古屋が「最も魅力に乏しい」という調査結果が出たことを受けて、名古屋市は、観光や文化の魅力を国内外にPRしてもらう「特命大使」を新たに設け、地元にゆかりのある文化人や著名人ら8人に委嘱状が手渡されました。
名古屋市の観光文化交流特命大使は、今年6月に行われた調査で、名古屋が国内の主要な8つの都市のうち、「最も魅力に乏しい」という結果が出たことを受けて、新たに設けられました。
19日、市役所で委嘱状の伝達式が行われ、いずれも名古屋にゆかりのある、踊りの師範や音楽家、それに、ラジオのDJなど8人が特命大使に委嘱されました。
このうち、名古屋市出身の作詞家、有森聡美さんは「音楽で名古屋を盛り上げて、わくわくする街にしたい」と意気込みを語りました。
また、日本舞踊・西川流の別格師範、西川カークさんは「名古屋の文化や芸術、それに、歴史を発信して世界から愛される街にしたい」と述べ、伝統芸能を通じてPRに取り組む考えを示しました。
市によりますと、8人は、今後、市が主催するイベントやインターネット上で今後の名古屋について意見を交わす企画などに参加するということです。
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