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愛知 在宅医療支援体制を強化

12月20日 10時09分

愛知 在宅医療支援体制を強化

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愛知県の医療体制の指針となる地域医療構想がまとまり、高齢化にともなって自宅で医療を受ける在宅医療のニーズが高まることが見込まれるとして、自治体と医療関係者が連携して患者や家族の支援にあたるなど、在宅医療を提供する体制を充実させることが盛り込まれています。
地域医療構想は団塊の世代が75歳以上となる2025年に向けて、必要な医療や介護のサービスを提供できるよう国が都道府県に策定を義務付けているもので、将来の患者数の推計や病床の確保に向けた計画などをまとめたものです。
愛知県がまとめた構想によりますと、県内の人口は、全国に比べて減少が緩やかなものの75歳以上の増加率は全国を上回る見通しだとしています。
これにともなって、医療機関の病床は救急医療などの急性期よりも、長期にわたって入院が続く慢性期やリハビリなどの回復期の病床が必要となるほか、自宅で医療を受ける在宅医療のニーズは、2025年には今の約1.6倍の10万人近くに増えると見込んでいます。
このため、構想では今後の方策として、自治体や医療関係者が連携して患者や家族を支援することや、24時間対応が可能な体制の構築など、在宅医療を充実させることが盛り込まれています。

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