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名古屋市の待機児童200人に

12月19日 09時40分

名古屋市の待機児童200人に

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名古屋市は、保育所の空きを待っている、いわゆる「待機児童」について、今年10月1日の時点で、去年の同じ時期と比べて54人増え、200人になったと発表しました。
名古屋市は、平成23年度と24年度に待機児童が全国で最も多かったことから、保育所の新設や増築などの取り組みを強化していて、4月1日時点の調査では3年連続で、待機児童がゼロになっています。
市の発表によりますと、年度の中間となる、今年10月1日時点の「待機児童」は、去年の同じ時期に比べて54人増えて200人に上りました。
一方、「待機児童」には数えられないものの、兄弟で同じ保育所に入れたい、職場から近い方が良いといった理由で特定の保育所の利用を希望するなどして、入所できていない子どもは、去年の同じ時期より257人増えて1688人となりました。
名古屋市は、入所の申し込みが想定を上回ったのに対し、保育所の増設が計画通りに進まないことなどが原因とみていて、「既存の施設に1人でも多くの受け入れをお願いするなどして、来年4月の段階で待機児童がゼロになるように取り組みたい」としています。

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