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野鳥における高病原性鳥インフルエンザについて
○国内での高病原性鳥インフルエンザウイルス検出の状況
平成28年12月16日現在、13道県16市で検出されています。
○近県での高病原性鳥インフルエンザウイルス検出の状況
- 鳥取県鳥取市
11/21コガモ、オナガガモの糞便から検出(鳥取大学の調査)→11/21監視重点区域に指定
11/28ヒドリガモ/ヨシガモの糞便から検出(鳥取大学の調査)→11/21監視重点区域に指定済
- 鳥取県米子市
11/30コハクチョウの死亡等個体から検出(11/25遺伝子検査陽性)→11/25監視重点区域に指定済(安来市、松江市の一部を含む)
参考:国内での野鳥における鳥インフルエンザ発生状況(外部サイト環境省ホームページ)
○野鳥の感染監視レベル
環境省のサーベイランス(監視)のレベルは、11月21日から「対応レベル3(国内複数個所発生)」となっています
環境省のサーベイランス(監視)はこちら(外部サイト環境省ホームページ)
○島根県の状況
現在、県内での高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出された事例はありません
11月25日に鳥取県米子市でのA型インフルエンザウイルス検出をうけ、半径10kmが野鳥監視重点区域に指定されています
○島根県の対応
高病原性鳥インフルエンザの感染拡大を防ぐため、環境省が定める調査基準に基づき、10月から県内の渡り鳥飛来地等でのパトロール、死亡野鳥の調査を実施しています(継続中)
直近の対応状況
- 国内初の高病原性鳥インフルエンザウイルス検出をうけ、11/19に全県で一斉パトロールを実施→異常なし
- 鳥取県鳥取市での高病原性鳥インフルエンザウイルス検出をうけ、松江地区、出雲地区については11/22に再度緊急パトロールを実施→異常なし
- 鳥取県米子市でのA型インフルエンザウイルス検出をうけ、野鳥監視重点区域について11/26に再度緊急パトロールを実施→安来市でコハクチョウの衰弱個体を回収→陰性
- 鳥取県米子市での高病原性鳥インフルエンザウイルス確定をうけ、松江市、安来市、出雲市について12/1に緊急パトロールを実施→異常なし
死亡した野鳥を見つけたら・野鳥との接し方
■高病原性鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触をするなど特殊な場合を除いて、通常では人に感染しないと考えられており、日常生活においては過度に心配する必要はありません。
■野鳥や野鳥の排泄物等に触れた後は、必ず手洗いやうがいをしましょう。
水辺等に立ち寄って、糞を踏んだ場合は、念のために靴底を洗いましょう。
■死亡野鳥を見つけても、直ちに高病原性鳥インフルエンザを疑う必要はありません。
野鳥はエサが取れずに衰弱したり、気候の変化に耐えられずに死んでしまうことがあります。また、車や窓ガラスなどに衝突して死んでしまうこともあります。
■死亡野鳥を見つけたときは、素手で触らないようにしましょう。
死亡野鳥はビニール袋を使い、きちんと封をされて、廃棄物として処分することができます。
■同じ場所でたくさんの野鳥が死亡していたり、死亡野鳥が高病原性鳥インフルエンザに対し感染リスクが高い鳥類の場合(以下の表を参照ください)は、お近くの農林振興センターや市町村役場にご連絡ください。
連絡いただいた内容を判断して回収に伺います。
※ただし、以下の場合は回収を行いませんので御承知ください。
1感染リスクが高くない鳥類(調査対象種でない鳥類)の場合
2感染リスクが高い鳥類(調査対象種)であっても、対応レベルに応じた合計羽数でない場合
3感染リスクが高い鳥類(調査対象種)であっても、衝突死など高病原性鳥インフルエンザ以外の死因が明らかな場合
4感染リスクが高い鳥類(調査対象種)であっても、死後日数が経過し、腐敗又は白骨化して検査ができない場合
※上記の検査を行わない場合は、ビニール袋に入れてきちんと封をし、廃棄物として処分されるようお願いします。
死亡野鳥に関する問い合わせは、最寄りの鳥獣担当までご連絡ください。
市町村 |
担当所属(所在地) |
鳥獣担当課・電話番号 |
|---|---|---|
松江市、安来市 |
東部農林振興センター (松江市東津田町1741-1) |
林業振興課 0852-32-5664 |
雲南市、奥出雲町、 飯南町 |
東部農林振興センター雲南事務所 (雲南市木次町里方531-1) |
林業普及第二課 0854-42-9556 |
出雲市 |
東部農林振興センター出雲事務所 (出雲市大津町1139) |
林業普及第二課 0853-30-5579 |
浜田市、江津市 |
西部農林振興センター (浜田市片庭町254) |
林業振興課 0855-29-5604 |
大田市、川本町、 美郷町、邑南町 |
西部農林振興センター県央事務所 (邑智郡川本町川本279) |
林業普及第二課 0855-72-9563 |
益田市、津和野町、 吉賀町 |
西部農林振興センター益田事務所 (益田市昭和町13-1) |
林業普及第二課 0856-31-9571 |
隠岐の島町
西ノ島町、海士町、 知夫村 |
隠岐支庁農林局 (隠岐郡隠岐の島町港町塩口24) 隠岐支庁農林局(島前担当) (隠岐郡西ノ島町大字別府字飯田56-17隠岐島前集合庁舎) |
林業振興普及第二課 08512-2-9647
08514-7-9103 |
県内全般 |
森林整備課 (松江市殿町1) |
鳥獣対策室 0852-22-5160 |
国指定鳥獣保護区(宍道湖、中海)の対応
国指定の鳥獣保護区(宍道湖、中海)で死亡野鳥を発見された場合は、環境省へご連絡ください。
該当区域 |
担当所属(所在地) |
電話番号 |
|---|---|---|
宍道湖 |
環境省松江自然保護官事務所 (松江市向島町134-10) |
0852-21-7626 |
中海 |
環境省米子自然環境事務所 (鳥取県米子市東町124-16) |
0859-34-9331 |
高病原性鳥インフルエンザに関する死亡野鳥等の調査について
県内に生息する野鳥の高病原性鳥インフルエンザへの感染状況を把握するため、検査対象となる死亡野鳥を回収して感染の検査を行っています。
検査の対象となる野鳥は、表1-1、表1-2の要件を満たした場合となります。
平成28年11月21日に国内複数箇所で高病原性鳥インフルエンザが確認されたことを受け、対応レベル3に引き上げ、監視体制等を強化しています。
対象地発生状況 |
全国での対応レベル |
発生地周辺の指定 (発生地から半径10km以内を基本) |
|---|---|---|
通常時 |
対応レベル1 |
該当なし |
国内発生時(単発時) |
対応レベル2 |
野鳥監視重点区域に指定 |
国内複数箇所発生時 |
対応レベル3 |
野鳥監視重点区域に指定 |
近隣国発生時等 |
対応レベル2または3 |
必要に応じて野鳥監視重点区域を指定 |
※レベル1・・・発生のない時(通常時)
レベル2・・・国内の家きんや野鳥で感染が確認された場合(国内発生時)
レベル3・・・45日間以内に国内の複数箇所で感染が確認された場合(国内複数箇所発生時)。
野鳥監視重点区域・・・国内で感染が見込まれた段階で発生地周辺(発生地から半径10km以内を基本とする)を指定します。
※近隣国の発生等により、対応レベルを上げることもあります。それぞれの判断は、種々の情報に基づいて環境省が行います。
対応レベル |
鳥類生息状況等調査 |
リスク種1 |
リスク種2 |
リスク種3 |
その他の種 |
|---|---|---|---|---|---|
対応レベル1 |
情報収集監視 |
1羽以上 |
3羽以上 |
10羽以上 |
10羽以上 |
対応レベル2 |
監視強化 |
1羽以上 |
1羽以上 |
10羽以上 |
10羽以上 |
対応レベル3 |
監視強化 |
1羽以上 |
1羽以上 |
5羽以上 |
10羽以上 |
野鳥監視重点区域 |
監視強化発生地対応 |
1羽以上 |
1羽以上 |
3羽以上 |
3羽以上 |
※対応レベル毎に調査対象の対象種(リスク種)の羽数を変更します。
※死亡野鳥等調査は、同一場所で3日間の合計羽数が表の数以上の死亡個体(衰弱個体を含む)が発見された場合を基本として調査します。なお、同一場所とは、見渡せる範囲程度を目安とします。
サーベイランス調査の詳細はこちら(外部サイト環境省ホームページ)
高病原性鳥インフルエンザに対し感染リスクの高い野鳥一覧
■主に水鳥(カモ、カイツブリなど)、猛禽類(ワシ、タカ、フクロウ)、水辺の鳥(ツル、サギ)が対象となります。
なお、カラス、ハト、スズメなどは対象外ですが、同一地で多数死亡している場合は対象となります。
カモ目カモ科 ヒシクイ マガン シジュウカラガン コブハクチョウ コハクチョウ オオハクチョウ オシドリ キンクロハジロ
・重度の神経症状央が観察された水鳥類 |
タカ目タカ科 オジロワシ オオワシ チュウヒ ハイタカ オオタカ サシバ ノスリ クマタカ ハヤブサ目ハヤブサ科 チョウゲンボウ ハヤブサ |
◆主に早期発見を目的とする。
◆高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5Nl亜型)に感受性が高く、死亡野鳥等調査で検出しやすいと考えられる種。
◆平成22から23年の発生において感染確認個体数が多かったオオハクチョウ、キンクロハジロ、オシドリ、ハヤブサを基本に、ハクチョウ類、ガン類、タカ類の主な種を含める。 |
|---|
カモ目カモ科 マガモ オナガガモ トモエガモ ホシハジロ スズガモ カイツブリ目カイツブリ科 カイツブリ カンムリカイツブリ ハジロカイツブリ |
ツル目ツル科 マナヅル タンチョウ ナベヅル ツル目クイナ科 バン オオバン チドリ目カモメ科 ユリカモメ フクロウ目フクロウ科 コノハズク ワシミミズク フクロウ |
◆さらに発見の可能性を高めることを目的とする。
◆過去に感染死亡例のある種をより幅広く含める。
|
|---|
カモ目カモ科 ヒドリガモ、カルガモ、コガモ等(リスク種1、2以外全種) カツオドリ目ウ科 カワウ ペリカン目サギ科 ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ等全種 |
チドリ目カモメ科 ウミネコ、セグロカモメ等(リスク種1、2以外全種) タカ目 トビ等(リスク種1、2以外全種) フクロウ目 コミミズク等(リスク種1、2以外全種) ハヤブサ目 コチョウゲンボウ等(リスク種1、2以外全種) |
◆感染の広がりを把握することを目的とする。
◆水辺で生息する鳥類としてカワウやサギ類、リスク種1あるいは2に含まれないカモ類、カモメ類、タカ目、フクロウ目の種を対象とした。
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|---|
お問い合わせ先
森林整備課鳥獣対策室
島根県 農林水産部 森林整備課 〒690-8501 島根県松江市殿町1番地 ・森林計画グループ(地域森林計画、森林情報など)TEL:0852-22-5178 ・森林保全グループ(保安林、林地開発など)TEL:0852-22-5169 ・森林育成・間伐グループ(造林、種苗、森林病害虫の防除など)TEL:0852-22-5177 ・治山グループ(治山事業、地すべり防止事業など)TEL:0852-22-5172 ・林道グループ(林道事業、林道の災害復旧事業など)TEL:0852-22-5171 ・森林環境保全スタッフ(島根CO2吸収認証制度、島根CO2固定量認証制度、企業参加の森づくり推進など)TEL:0852-22-6541 ・鳥獣対策室(野生鳥獣の保護管理・農林作物などへの被害防止対策、狩猟など)TEL:0852-22-5160 FAX:0852-22-6549 E-mail(鳥獣対策室):choju@pref.shimane.lg.jp