Photoshopを動かす必要スペックとおすすめのパソコン
お絵描きソフトとして一番人気があるのはPhotoshopです。でもPhotoshopはフィルターやパスを活用すると重くなります。プロのイラストレーターの立場からPhotoshopにおすすめのクリエイター向けパソコンをご紹介します。
背景の描き方
ネットなどで調べると木などの描き方はたくさん出てきますが、それらはある程度下絵が描けることが大前提です。そもそも木や植物の形を作ることが出来ない!なんて方のための解説ページはあまりありません。
Photoshopなどのペイントソフトの機能を使えばある程度ごまかすことはできますが、ちゃんと描けるようになりたいと思いませんか?今回はそんな方のためになるべく簡単に描ける方法を紹介します。
まずは観葉植物のような簡単なものから描けるようになっていきましょう。なんで観葉植物?なんて思うかもしれませんが、観葉植物は葉の形が観察しやすくて描きやすいからです。葉っぱが描けるようになると花を描く際なんかにも役に立ちますよ。
描く前にはGLとHLを最初に決めてあげましょう。この作業は毎回省いてあります。
植木鉢を描きます。1点透視で円柱を描いて細部を整えます。
葉を大まかに描きます。描くポイントは葉を尖らせることです。
重なりを考えながら細かく描き込んでいきます。資料を見ながら描きましょう。
サンスベリアと同じように1点透視で植木鉢を円柱で描きます。
モンステラの葉の特徴はハート型の葉なので特徴を意識しながら大まかに葉を描いていきます。
細部を描き込んでいきます。葉には切れ目を入れてあげましょう。
今度は2点透視で四角い鉢を書いてみます。
大まかにはを形作ります。右と左でアンバランスを心がけると良いです。
細かい部分を描きます。葉の裏側も見えるように描くと自然さがアップします。
木は葉や幹、枝などで構成されています。木を描こうとしたらまずは枝から描きはじめることになりますが、ぱぱっと描くことが出来なければいけません。ここでは何も見ずにさっと木の枝が描ける方法とポイントをまとめました。
まずはパースの基本でもあるHLとGLを決めましょう。HLの目測は大体人が立ったときの目の高さを基準に大体1.5Mと考えて、引きます。HLとGLの距離を考えつつ木がどのくらいの大きさになるのか決めましょう。
HLより上に2倍の距離をとれば3.0Mに、3倍取れば4.5Mになります。中心の幹になる線を引いたらポイントに沿って枝をランダムに追加していきます。
枝は中心に向かう緩やかな曲線で描きます。枝の付け根が同じところから出ると不自然になります。
アタリが出来たら実際に描き込んでいきます。まずは幹から。幹の根元は太く、枝先になるほど細くなります。太めに描き、幹から先にメインの枝を作ります。大体2つや3つに分けます。
枝先になるほど細くなるように気をつけながら細かい枝を描き足していきます。枝木は線で書くようにすると良いです。一見木の枝は難しそうですが、アタリを描くのは難しくありませんし、アタリに沿えば綺麗な枝が完成します。うまく描けない方は参考にしてみてください。
枝が出来たら次は葉を描きます。木の葉は大小いくつかの塊で出来ていると捉えるのがコツです。まず、大きな円を描き、その中に葉の塊を数個に分けて描きましょう。大きさや位置をランダムに入れるように心がけてください。
樹を描く場合は右や左に傾かないように注意します。幹が傾いている木を作りたいのならば、全体的なバランスまで傾かないように注意します。幹が傾いていても全体でバランスが取れていれば良いのです。
アタリが取れたら実際に描いてみましょう。葉を描く際はアタリ通りに描かずに、特殊なタッチを使って描きます。円を右や左にランダムに描いていくようなイメージです。
立体感を出すために葉の塊の下の部分にはタッチをおくするのがポイントです。ただしあまり入れすぎると黒くなってしまうので注意しましょう。
上記の基本を踏まえれば様々な種類の樹木が描ける様になります。アタリの段階で形をある程度決めてしまうのがポイントです。大きな塊を作ってから葉の塊を考えるようにすると、清書のときに描きやすくなります。
樹木によっては先ほどのタッチではなく、他の表現方法を使用することもあります。それぞれの木の葉の特徴を捉えて描きましょう。
HLを描き、VPを設定すれば木を配置するのは難しくありません。ただし、遠くに行けば行くほど高さも低くなり、木と木の間隔も狭くなっていくのでそこだけ注意しましょう。等間隔に配置したい場合は分割法や増殖法を使います。
遠くへ行くほどタッチがシンプルになります。手前にあるものは自分の目の前にあるので、葉の1枚1枚がよく見えるからですね。丁寧に描きましょう。
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