Photoshopを動かす必要スペックとおすすめのパソコン
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背景の描き方
小物類でパースの練習をしたら、今度は大きな空間を描ける様になりましょう。まずは室内から覚えていきます。屋内は、ざっくりと言うと床・壁・天井などから構成されています。
パースで空間を起こす際にも動揺に床・壁・天井から起こします。家具や小物はその中に書き込んで生きます。ここではグリッドを利用して空間を寸法通りに描くテクニックを紹介しています。パースが狂わないようにするためにも、きちんと覚えておきましょう。
部屋の断面(間口と天井高)を四角で描いて、HLを設定します。四角の底面の線を4等分してグリッドを打ちます。
目線の先にVPを取ります。1点透視なのでVPは1つです。先ほど打ったグリッドから奥行き方向であるVPへ向けてパースラインを引きます。
VPから最も遠い位置にあるグリッドのマス目が正方形に見える位置に水平方向のグリッドを引きます。そしたらそのグリッドのマス目の対角線を奥へ延長しながら引き、パースラインとの交点を出して、その交点そ基準に水平方向のグリッドを引きましょう。
壁がある位置に床から天井高までの壁を立ち上げれば完成です。天井の奥行き方向の線も延長するとVPへ向かっています。
ちなみに対角線を利用すれば手前にもグリッドを延長することが出来ます。
1点透視時と同じように断面(間口と天井高)を四角で描いて、HLを設定します。四角の底面の線を4等分してグリッドを打ちます。
床のグリッドを作りましょう。まず心点(視心と画面との交点)を打ちます。心点とは言ってしまえば視野の中心方向、中心軸です。
この心点と底面のグリッドとを結びます。CP(心点)は2点透視を作画する際に必要になる点です。手前の線とHLの交点にCPがあることは覚えておきましょう。
左の方のVPが遠くにあり、作画しにくいのであらかじめパースラインを作っておきます。等間隔に点を打ち、任意の奥の位置では手前よりも狭い間隔で点を打つだけです。これを結べば簡易的なパースラインが出来ます。これを正面側のパースラインとしておきます。
奥行き方向のVPを打ち、CPからのパースラインと正面側のパースラインとの交点の位置へ向けて線を引きます。
パースラインを引いたら1つ目のグリッドのマス目が正方形に見える位置に水平方向(簡易的に作成したパースライン)のグリッドを引きます。さらに正方形の対角線を奥へ延長して、奥行き方向のグリッドとの交点を拾って、さらに奥の2マスのグリッドを作ります。
壁がある位置に床から天井高まで壁を立ち上げれば完成です。天井の水平方向の線はパースライン、奥行き方向の線はVPへ向かいます。
部屋の断面図を描き、HLを引きます。また、底面に4等分になるようにグリッドを打ちます。
目線の先にVPを設定します。1点透視なので1つのみ。
床のグリッドを作りましょう。まず、正方形に見えるようにグリッドを引いたら、対角線を引いて、VPからのパースラインの交点を求めます。交点を基準に平行にグリッドを引けば、奥行きの完成です。
以上が基本になります。ちょっと特殊な壁を描きたい場合はここから手を加えていけば良いです。
天井が斜めになっている部屋を描きたい場合は、基本形から、勾配をつけるだけです。低いほうと高いほうの点を取り、2点間を結べば正しい勾配が求められます。
出窓のある空間を描く場合は少し特殊で、奥行きのパースラインを引く際に、出窓のあるほうの壁の厚みを考えながら描きます。今回は右手に出窓があると想定して、一番右だけグリッドとグリッドの間からパースラインを引いています。
壁を作ります。出窓は結構描くのが面倒なので、平面図や展開図を作って照らし合わせながら描くと良いです。
わかりにくくなるのを防ぐために、平面図や展開図を描いておくと良いです。今回は奥行きで1マスグリッド分の厚みの壁を想定して描きました。天井の線も奥行き方向はVPに向かっているので書くのは簡単です。
基本的な空間の描き方は上記で述べた通りです。空間のグリッドが出来ていれば、色々な部屋を描くのは難しくありません。
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