Photoshopを動かす必要スペックとおすすめのパソコン
お絵描きソフトとして一番人気があるのはPhotoshopです。でもPhotoshopはフィルターやパスを活用すると重くなります。プロのイラストレーターの立場からPhotoshopにおすすめのクリエイター向けパソコンをご紹介します。
背景の描き方
いきなり背景でパースを使って描けと言われても、よっぽどセンスがない限り無理です。まず始めに身近にあるものを描いていって、そこから理解を深めて、背景の大がかりなものに取りかかりましょう。
背景は建物以外でも、こういった小物を配置することにもなりますし、ものをよく見る機会にもなるので練習としては最適です。まずは簡単なものから描いていきましょう。
誰でも持っている消しゴムですね。2点透視で描くと斜めから見たような絵になります。正面・側面ともにVPへそれぞれ向かいます。パースラインに沿っていけば簡単にかけますね。
先を丸めれば、使い古しの消しゴムを表せます。
2点透視で半円を描きます。VPを2カ所決めて交点を作り、そこから半円を描きましょう。
パースラインに沿って輪郭を作ります。
2点透視で円柱形を描きます。
パースラインに沿って左右の取っ手と蓋の取っ手を描きます。
私たちの身の回りにあるもの全てが箱型や球体、円錐体になっているわけではありません。それらの形を組み合わせて複雑な形を作っているものも多数存在します。
一見すると難しそうに見える形でも実際には簡単な形の組み合わせです。どんなものでも描けるようになるために複雑な形を取れる練習をしておきましょう。
箱型と円柱体と角錐体の組み合わせです。ただし、他のものとは異なり、HLを下に持ってきましょう。2点透視で箱を作り、上面と底面に対角線を引き、中心軸を出します。
長方形の箱とその上に角錐体を作り、円が中心にくるようなイメージで円錐をさらに上に組み合わせます。それぞれの中心軸を揃えるのがポイントです。
瓶のラベルはまず四角形で位置のアタリをつけて、そのなかに楕円形なり何なり描いていきます。瓶の角には丸みをつけるのを忘れないでください。
てるてる坊主は球体と円錐体の組み合わせで出来ています。まずは基本の球体を描きます。前に説明した通りに正方形の箱を描いて中心軸を求めて描きます。その下に円錐を組み合わせます。
あとはパースラインに沿って清書します。
一見すると難しそうですが、よく見ると円柱体の中に円錐体が上下逆さまで重なるようにして組み合わさっているのです。まずHLを引いて、円柱体を作り、ついでに中心軸を描きましょう。
上下に高さが低い円柱体を作り、その部分に少し小さめの接続している円錐体を作ります。中心軸に向かってパースラインを取るだけなので簡単に作れます。
あとはパースラインに沿って清書すればOKです。
カメラは箱体、円柱体の組み合わせで出来ています。まずカメラのボディを箱体で描きましょう。
レンズ部分である横向きの円柱はボディと同じVPを持っています。ボタン類も描いていきます。
清書です。レンズは奥まった感じになるので厚みを取りつつ線を綺麗にしていきます。また、ボディは少し丸みを持たせましょう。細部がわからない場合は資料を見ながら描いていきます。
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