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ふだんから包丁用意 長男脅す
12月16日 20時58分
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ことし8月、名古屋市北区で、小学6年生の長男を刃物で刺して殺害したとして48歳の父親が逮捕された事件で、長男の中学受験に向けた成績などを理由に父親が日常的に包丁で脅していたことが捜査関係者への取材でわかりました。
名古屋地方検察庁は、16日、父親を殺人の罪で起訴しました。
起訴されたのは、名古屋市北区の無職、佐竹憲吾被告(48)です。
起訴状などによりますと、佐竹被告は、ことし8月、名古屋市北区の自宅マンションで、長男で小学6年生の崚太くん(12)の胸を包丁で1回刺して殺害したとして殺人の罪に問われています。
これまでの調べによりますと、崚太くんは中学受験に向けて勉強していて、佐竹被告が成績などを理由に日常的に崚太くんを包丁で脅していたことが捜査関係者への取材でわかりました。
捜査関係者によりますと、家庭用のものとは別に包丁を用意して脅していたということです。
検察は佐竹被告の当時の精神状態を調べるため、専門家による鑑定を行いましたが、刑事責任を問えるとして、16日、起訴しました。
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