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伊勢 ペンギン展示一部で中止

12月16日 18時59分

伊勢 ペンギン展示一部で中止

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三重県明和町で死んだ野鳥から鳥インフルエンザの陽性反応が出たことを受けて、となりの伊勢市にある水族館は、16日から一部のペンギンの展示を取り止めるなどの対策を取っています。
伊勢市二見町にある水族館、伊勢シーパラダイスは、ケープペンギンとフンボルトペンギン、約30羽を飼育しています。
水族館によりますと、国内でペンギンが鳥インフルエンザに感染した例はないということですが、念のため、間近に観察できる場所で飼育されている20羽を客が近づけない場所に移しました。
また、屋外に開かれている別の展示場所ではアクリル製のパネルを設置し、野鳥が入り込めないようにしました。
水族館では生き物と触れあえるイベントが人気ですが、ペンギンが館内を散歩するイベントも中止されました。
訪れた67歳の男性は「残念ですがしかたがない。早く解決してまた見られるようになってほしい」と話していました。
水族館の広報担当、岩山慎さんは、「万が一のことを考え、生き物の命を優先して一部の展示を取りやめました。来年のえと、『とり』にちなんだイベントも考えていたので残念です」と話していました。

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