12月16日 10時01分
14日に児童が相次いで吐き気やおう吐の症状を訴え欠席するなどした岐阜市の小学校で15日も98人が欠席し、教員からノロウイルスが検出されたことから、学校はノロウイルスの集団感染とみて、16日を休校にする措置をとりました。
岐阜市の市立茜部小学校では14日、児童が相次いで吐き気やおう吐の症状を訴え、100人近くが欠席したり早退したりしました。
学校では、欠席者が最も多かった1年生の1クラスを学級閉鎖にしましたが、15日も計98人が欠席したということです。
一方、保健所が同じような症状を訴えた教員2人の検査を行ったところ、いずれもノロウイルスが検出されたということです。
このため、学校は児童がノロウイルスに集団感染したとみて、16日を休校にする措置をとるとともに、14日に引き続き、教室内やトイレなどを消毒するなど、対策を徹底することにしています。
岐阜県によりますと、ノロウイルスを含む感染性胃腸炎の患者は、定点観測している県内53の医療機関で、12月11日までの1週間に664人と、前の週より129人増えています。
11月から毎週増えていて、特に岐阜市や関市近郊で多いということです。
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