東海 NEWS WEB

ニュース詳細
花もちの競り市 始まる

12月16日 10時01分

花もちの競り市 始まる

3005258461_20161216101733.mp4

小さな紅白の餅を花に見立てて木の枝に巻きつける正月飾り、「花もち」の競り市が、岐阜県高山市で始まりました。
花もちは冬の飛騨地方を彩る伝統の正月飾りで、高山市の競り市は40年ほど前から続いています。
市内の公設地方卸売市場では、15日朝7時すぎから、地元の農家などが作った高さ30センチから大きなものでは3メートルもある花もちが次々に競りにかけられました。
競り人が白い息を吐きながら威勢のいい声をかけると、集まった買い受け人がそれぞれ指で値段を示して競り落としていきました。
初日の15日は960点が出品され、最も大きいものは3万円で取り引きされました。
競り人の坂地春雄さんは「正月を迎えるのに欠かせない飾りです。
家庭や事業所が明るくなってほしい」と話していました。
花もちの競り市は12月25日ごろまで開かれます。

東海のニュース

新着ニュース

このページの先頭へ