古谷祐伸
2016年12月21日23時44分
インドネシア警察は21日、首都ジャカルタの西にある南タンゲラン市の住宅に立てこもり、抵抗した男3人を射殺した。過激派組織「イスラム国」(IS)の指示で、年末に首都周辺で自爆テロを計画した疑いがもたれている。
警察によると、21日朝に逮捕した別の男の供述に基づいて3人の潜伏先で投降を呼びかけたところ、爆弾を投げたり、銃を発砲したりして抵抗した。このため射殺し、爆弾5個を押収して爆破処理したという。
3人はイスラム過激派の組織に所属。逮捕した男の供述によると、首都近郊で警官を襲い、人が集まったところで自爆テロを実行しようとしていたという。
インドネシアでは10日にも、ジャカルタの大統領府で一般公開されている衛兵交代式を狙った自爆テロを計画したとして、男女4人が逮捕された。いずれの事件も、IS戦闘員のインドネシア人の男が関与したと警察はみている。(古谷祐伸)
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朝日新聞国際報道部