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収賄と詐欺で元常滑市議に求刑

12月15日 19時12分

収賄と詐欺で元常滑市議に求刑

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愛知県常滑市の太陽光発電施設の造成工事をめぐる汚職事件で収賄と詐欺の罪に問われている元市議会議員の裁判が名古屋地方裁判所で開かれ、検察は懲役4年6か月、追徴金200万円を求刑しました。
常滑市議会の元議員、岸田嘉成被告(64)は市の職員だった、おととし、市が誘致した太陽光発電施設の造成工事を巡って、愛知県半田市の測量会社が受注できるように便宜を図った見返りに、現金200万円を受け取ったほか、土地の所有者2人から必要のない測量費900万円余りをだまし取ったとして、収賄と詐欺の罪に問われています。
15日、名古屋地方裁判所で開かれた裁判で、検察は「市の職員として携わった工事で多額の現金を要求するなど公務員に対する社会の信頼を大きく損ねた。詐欺についても方法を発案するなど責任は重大だ」として、岸田元議員に懲役4年6か月、追徴金200万円を求刑しました。
一方、弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。判決は1月11日に言い渡されます。
岸田元議員とともに詐欺の罪に問われている元議員、齋田大五朗被告(41)には検察が懲役3年6か月を求刑しています。

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