ストップ！詐欺。
今回のキーワードは、
「電話での還付金の話は詐欺」
です。
ことし６月、津市に住む６０代の女性の自宅に、市役所の医療助成課の職員を名乗る男から電話がありました。
男は「３月の医療費の還付金がまだ払われていないので支払いたい」と話し、ＡＴＭを指定して、そこに行くよう指示しました。
女性は３月に眼科と内科で検査を受けていたため、医療費の還付が受けられると思い、ＡＴＭに行きました。
すると今度は、女性の携帯電話にコールセンターの職員を名乗る男から電話があり、男の指示どおりＡＴＭを操作したところ、約５０万円を振り込んでしまいました。
その後、振り込んだ先の口座が、凍結されていることを銀行から知らされ、そこで初めて、犯人側に振り込んでしまってだまし取られたことに気付いたということです。
電話で“医療費の還付金がある”と持ちかけられると、通院していれば、つい話を聞いてしまうかもしれません。しかし、市役所の職員が「還付金がある」などと電話をかけてくることは絶対にありません。いったん電話を切って家族や警察に相談してください。
ストップ！詐欺でした。