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JR在来線 ホームドア開発へ
12月15日 12時30分
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JR東海は、在来線の駅での転落事故を防ぐため、さまざまな列車でも対応できるホームドアの開発を目指し、再来年をめどに金山駅で実証試験を始めることになりました。
JR東海は東海道新幹線ですでにホームドアを設置していますが、在来線では列車によって扉の数などが違うことから、これまでホームドアはありませんでした。
しかし、駅での転落事故が相次いでいることから在来線用の新たなホームドアの開発を本格的に進めることになりました。
開発中のドアは新幹線の駅と同じように左右の扉が開閉し、最大で4メートルあまり開き、車種や連結する車両の数が異なっても対応できるということです。
JR東海では再来年をめどにホームの一部が狭い金山駅の1か所に設置して実証試験を行い、安全性などを確認し実用化を目指すとしています。
JR東海の柘植康英社長は「社員教育のほか、乗客への協力の呼びかけなど、さまざまな対策を行っているが引き続き、ハードとソフトの両面からしっかりと安全対策に取り組んでいきたい」と話しています。
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