１５日、ロシアのプーチン大統領が来日して、日ロ首脳会談が行われるのを前に、北方領土の返還を求める活動を行っている団体が、１４日、名古屋駅前で北方領土問題に関心を持ってほしいと呼びかけました。
これは、愛知県市長会や名古屋商工会議所など１８の団体でつくる北方領土返還要求愛知県民会議が行いました。
１４日は名古屋駅前に県民会議のメンバー、約２０人が参加して、北方の領土かえる日平和の日と書かれた横断幕やのぼり旗を掲げたり、北方領土の地図などが入ったグッズを通りががりの人に配ったりして北方領土問題に関心を持ってほしいと呼びかけました。
県民会議では定期的にこうした啓発活動を行っていますが、プーチン大統領が来日することなったため、今回、急きょ活動を行ったということです。
北方領土返還要求愛知県民会議の森博司会長は「まずは懸案となっている日本とロシアの平和条約を締結して領土問題の解決に向けて１歩でも２歩でも前進することを期待したい」と話していました。