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山陽新幹線の全線で携帯電話がつながります! JR西が最後の不感地帯を解消

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山陽新幹線の全線で携帯電話がつながります! JR西が最後の不感地帯を解消

ホームに入線する東海道新幹線の新型車両「N700A」=平成25(2013)年2月1日午前、JR東京駅(大西史朗撮影) ホームに入線する東海道新幹線の新型車両「N700A」=平成25(2013)年2月1日午前、JR東京駅(大西史朗撮影)

 JR西日本は21日、山陽新幹線の全線で22日から、トンネル内での携帯電話の通信が可能になると発表した。山陽新幹線では携帯の電波が届かない不感地帯の解消が順次進められ、最後に残った区間の整備が完了した。

最新「N700A」新たに15編成

 今回整備されたのは、新山口駅の西約16キロにある峠山トンネルから小倉駅までの区間。トンネルの出入り口に設置した基地局から光ケーブルなどを伸ばすことで内部での通信を可能にした。

 工事には、電波の適正利用を目的とした国の「電波遮蔽対策事業」に基づく補助金を活用。担当者は「便利で快適な時間を過ごしていただければ」と話している。

 また、JR西は東海道・山陽新幹線に、最新型の「N700A」を新たに15編成導入することも発表した。投資額は約750億円。平成29~31年度の3年間で既存の700系15編成と入れ替える。最新型はブレーキ性能を向上させ、故障を未然に防ぐ機能も高めている。

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