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初春へ心新た しめ縄を新調 尾山神社

神職によって、新しいものに取り替えられる神門のしめ縄=金沢市の尾山神社で

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 金沢市尾山町の尾山神社で二十日、参拝客を迎える神門(国重要文化財)のしめ縄が張り替えられた。これで境内の十九カ所すべてに青々とした大小のしめ縄がそろった。

 しめ縄は富山県南砺市の農家でつくる「瑞穂の会」が作り、奉納。十六日におはらいし、新年に向けて順次張り替えてきた。

 締めくくりの作業となった神門のしめ縄は最も大きく、長さ五・五メートル、重さ二十キロ、直径二十センチ。神職四人が協力し、位置などを見ながら柱にくくりつけた後、みこが運んできた紙垂(しで)という白い紙を中央に取り付けて整えた。

 北陸新幹線開業後、県外の参拝客も増えており、権禰宜(ごんねぎ)の斎藤政裕さん(38)は「来年も大勢の参拝客を迎えられるよう願って作業しました」と話した。これからお守りやお札の用意などを進めていく。

 古いしめ縄は来年一月十五日の左義長で燃やす。 (押川恵理子)

 

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