他方モスクワで開かれていたロシア―トルコーイランの外相会議は、シリア問題の解決には軍事解決はなく、今後シリア全土にかかわる和平のための交渉が必要であるとして、「モスクワ宣言」なるものを発表した由。
同宣言はシリアの統一、領土的一体性、世俗主義に基づくすべての宗派民族の共存する国家であるべきとして、これらの実現のために3国が協力を続けるとしている由。
また会談には、シリアの政府側も反省r府側も参加していない由
またその結果についてはロシア外相から、ケリー長官に通報した由。
上記写真は会談後の共同記者会見のものですが、どうやら今後シリア政策は、基本的にこれら3国が決めていくという象徴のような気がして、米国の影響力は大幅に削減され、所詮将棋の駒に過ぎなくなったアサド政権も反政府派も、彼らの決めたところに従うしかなくなったという状況を端的に表しているような気がするのであえて、借用して掲載しておきます。
勿論、現時点で、そこまで言うのは、いくら何でも言い過ぎで、まだまだ米国の影響力も小さくはなく、シリアナ内勢力の思惑も重要な要素だとは思います。ただ、この写真を見て、ふとそんなことを感じたものですから、不謹慎なコメントかもしれません。
http://www.aljazeera.net/news/arabic/2016/12/20/بيان-موسكو-يضع-مبادئ-تسوية-سياسية-بسوريا
https://www.alarabiya.net/ar/arab-and-world/syria/2016/12/20/توافق-روسي-تركي-إيراني-على-إحياء-المفاوضات-حول-سوريا.html
本日も授業ですので、取りあえず一言だけですが、この種問題は性急に、時間を気にして書くと、往々にして大きな誤りを冒すので、午後にでももう少しよく情報も集め、考えてみたいと思っています、