沖縄の米軍基地 19日にも哨戒機が機体損傷 最も重大な事故
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沖縄のアメリカ軍嘉手納基地で、19日、哨戒機が機体を損傷し、アメリカ軍が損害額などをもとにした事故の分類で最も重大な「クラスA」にあたると判断していることがわかりました。沖縄では今月、オスプレイの事故が起きたばかりで、相次ぐ事故に安全管理が問われています。
アメリカ海軍によりますと、19日午前6時前、嘉手納基地で整備作業のためにけん引されていたP8哨戒機が、けん引用の装置と衝突しました。この事故でけが人はいませんでしたが、哨戒機の前輪や胴体が損傷したということです。
事故について、アメリカ海軍安全センターは、軍の内部で航空機事故の大きさを分類する4段階の評価で、最も重大な「クラスA」にあたると判断しています。アメリカ海軍は、「クラスA」の基準を、損害額が200万ドル、日本円にしておよそ2億3000万円以上か、死者が出るなどした場合と定めていて、今月13日、沖縄県名護市で輸送機オスプレイが不時着して大破した事故も「クラスA」にあたるとしています。今回の事故は、基地の中で起き、周辺への影響はありませんでしたが、相次ぐ事故に安全管理が問われています。
事故について、アメリカ海軍安全センターは、軍の内部で航空機事故の大きさを分類する4段階の評価で、最も重大な「クラスA」にあたると判断しています。アメリカ海軍は、「クラスA」の基準を、損害額が200万ドル、日本円にしておよそ2億3000万円以上か、死者が出るなどした場合と定めていて、今月13日、沖縄県名護市で輸送機オスプレイが不時着して大破した事故も「クラスA」にあたるとしています。今回の事故は、基地の中で起き、周辺への影響はありませんでしたが、相次ぐ事故に安全管理が問われています。