オスプレイ定期整備は予定どおり 千葉 木更津

オスプレイ定期整備は予定どおり 千葉 木更津
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沖縄県名護市の浅瀬でアメリカ軍の輸送機オスプレイが不時着して大破した事故で、千葉県木更津市は市内の駐屯地で行われる予定のオスプレイの定期整備を安全が確認できるまで見合わせるよう求めていましたが、防衛省は予定どおり来月から定期整備が行われることを市に伝えました。
陸上自衛隊・木更津駐屯地では、沖縄のアメリカ軍普天間基地に配備されているオスプレイの定期整備が来月から行われることになっています。
これについて、木更津市は沖縄県名護市の浅瀬でオスプレイが不時着し大破した事故を受けて、安全が確認できるまで定期整備を見合わせることをアメリカ軍に申し入れるよう防衛省に求めていました。

市と防衛省によりますと、20日防衛省が木更津市に対し、アメリカ軍が安全を確認してオスプレイの飛行を再開したことや予定どおり、定期整備が行われることを伝えました。
これに対して市側は事故原因や再発防止策などについて丁寧に説明するよう要請したということです。

木更津市の渡辺芳邦市長は「事故により不安を抱いている市民もいるので、不安を払拭(ふっしょく)できるよう防衛省にも万全の措置を求めていきたい」というコメントを出しました。