10月1日からMVNOとして正式にサービス提供を開始したLINEモバイル。
MVNOというと、安かろう悪かろうなんでしょという印象を多少なりとも持っていたりするのですが、LINEモバイルのサービス内容を見てみると、LINEアプリを始めとするTwitter、Facebookのデータ通信料を無料にする等『人とのコミュニケーションを大切にしている』ことがにじみ出ていることが良くわかり、他社と一線を画す内容となっているように感じます。
今回は、コミュニケーションを重視する人向けに、LINEモバイルのオススメポイントを3つにまとめてみました。
基礎知識:LINEモバイルとは?
その前に、まずLINEモバイルとは?というところから簡単にご紹介します。
LINEモバイルのプランは2種類のみで明瞭。
LINEモバイルのプランは2種類のみ。「携帯料金は複雑でよく分からない!」という固定概念を覆してくれる感じが好印象です。
LINEフリープラン | 1GB 月額500円 | 月額500円で、LINEアプリの通話・トークが使い放題。1GB使いきってもLINEは高速通信OK。 |
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コミュニケーションフリープラン(データSIM+SMS) | 3GB1,110円/5GB1,640円/7GB2,300円/10GB2,640円 | LINE、Twitter、Facebook、Instagramが使い放題。 |
LINEフリープランにSMS機能を付ける場合は+120円/月額。LINEフリープランにSMS機能+音声プランをつける場合は、+700円/月額となっています。もしくは、コミュニケーションフリープランのデータSIMに音声通話をつけることも可能(+580円/月額)。
(※価格はすべて2016年12月21日現在のもの)
普段、LINEだけしか使わない。Twitterやインスタなんてほとんど使わないよ!というのであれば、コミュニケーションフリープランではなく、LINEフリープラン(1GB 500円)を選択すれば最安値でLINEアプリを使い倒すことができます。
1GB500円のみっていう「LINEフリープラン」の潔さに驚きました。メインの通信手段はLINEだけって方は、かなりスマホ代を浮かせることができるのではないでしょうか。
例えば、フリーテルから12月に発売されたデュアルSIMデュアルスタンバイが可能な端末「極 2」に1枚はメインで使う他社SIMを挿して、もう1枚LINE用に「LINEフリープラン」で契約したSIMを挿すとかね。
(LINEの動作確認表を見ると、さすがに極2は最新モデルだけあって、まだ動作確認できていないようです。新モデルの「極2」は旧モデルの「極」とはOSバージョンも異なるので、動作確認されるまでもう少し待ったほうが良いかもしれません。ただ、使い方としてはそういう使い方もできるということで、ご参考まで。)
LINEモバイルの通信速度は?
さらに、ITmedia Mobile の格安SIM“実効速度” 調査によると、テストを行った主要19サービスの中で、ドコモ純正回線用の接続サービス「mopera U」に続き2位だったとのこと。
結果を見てみると、1日通して安定した通信速度を保っているようなので、速度の心配をしている方はLINEモバイルが現状では良いと言えるでしょう。
では、簡単に基礎知識がわかったところで、LINEモバイルのオススメポイントをまとめてみます。
お勧め理由1:LINE系サービスは、制限を超えてもガンガン使える。
大手キャリアやMVNOでは、契約している通信容量を超えてしまうと、通常、通信速度が128kbpsに制限されるため、インターネットはもちろんメールするのにストレスを感じる程度に速度制限を受けてしまいます。
これではいざと言う時の通信手段がなくなってしまうという不安を持つ方は多かったようです。
しかし、LINEモバイルは今までの常識を覆すプランでMVNOに参入しました。それがLINEフリープランです。
LINEが提供する音声通話やトーク、画像や動画の送受信、タイムラインの4つのサービスは、通信量としてカウントしない『カウントフリー』として提供され、使い放題となります。
ただし、LINEアプリから外部へのリンクや、LINE LIVEなどはカウントフリーの対象外になるので、注意が必要です。
お勧めの理由2:年齢認証が出来、SMSなしでもLINEアカウントを作れる。
他のMVNOにはない機能が「年齢認証」が出来る点です。大手キャリアのスマートフォンを利用している時は感じなかったことですが、MVNOでLINEを使う場合、年齢認証がパスできないとLINEのサービスで一部使えない機能が出てきます。
特に、LINEを使っていれば必ず遭遇するのが「LINEやってる?友達になってよ。」って場面かと思いますが、年齢認証ができないと「IDで友達を探す」ということが出来ません。つまり、せっかくLINEで友達になろうと思っても「ごめん、なぜか検索できないわ」と場が冷えてしまう可能性が出てきてしまうのです。(この機能は18歳以上であれば利用可能なサービスです。)
LINEのアカウントを作る時にSMS認証が必要なのですが、これも使用せずにLINEアプリのアカウントを作ることできます。SMSが利用できるプランで契約すると、たいてい数百円の基本料金が加算されてしまいます。
SMSで他のキャリアや他のMVNOを利用している方と連絡を取る場合は必要ですが、LINEのアカウントを作りたいだけならSMS追加料の数百円を毎月払う必要はありません。だって、LINEモバイルを契約すればお得に利用できるからです。
お勧めの理由その3:docomoユーザだったら、すぐに利用できる。
LINEモバイルはdocomoの通信環境が利用できるので、docomoを契約している方であれば、MNPしなくてもLINEモバイルが利用できます。LINEモバイルの公式サイトでも利用できるスマートフォンの型式やモデル名が参照できるページがあるので、念のためチェックするようにしましょう。
iPhone7/7 Plusも動作確認済み!
ちなみに最新のiPhone7/7 Plusは利用可能となっています。動作確認もiOS10.0.2で実施済みとのことです。docomo以外のiPhone7/7 Plusの方は、SIMロックの解除してもらえばLINEモバイルが利用可能になります。また予備としてSIMフリースマホを購入するかお古になったスマホがLINEモバイルの対象機種であれば、第2の通信手段として持っておくのも良いでしょう。
お持ちの機種がLINEモバイルの対象であるかを調べるには、下記のLINEモバイル公式サイトからご確認ください。
LINEを連絡手段をしている人には最高のサービス内容。
カウントフリーの内容を見てみると、LINEを最も使っている方には最高のプランを提供しているのがLINEモバイルと言えるでしょう。自社サービスの活用方法を熟知している感じがします。
また、LINEモバイルが提供しているコミュニケーションフリープランは、LINEだけではなく、TwitterやFacebook、Instagramのサービスの一部をカウントフリーにするプランです。
日常生活でこれらのアプリをメインで使っている人であれば、かなり利用しがいがありますね。
かくいう私もカウントフリー対象のアプリを毎日数え切れないほど使っているので、LINEモバイルでどのくらい利用通信料が減るのか、後日確認してみようと思います。
LINEモバイルは利用者の視点に立って、コミュニケーションとして利用されるLINEやTwitterなどの重要性を考えた、他のMVNOとは全く違う画期的なサービスを提供するMVNOと言えるでしょう。
あなたのスマホの使い方に合っているようであれば、LINEモバイルを使ってみてはいかがでしょうか。
以上「私がLINEモバイルを勧める3つの理由!LINE、Twitter、Facebook、Instagramをどれだけ使っても無料な格安SIMです。」でした。