昨日、コンビニ大手の「ローソン」に行ったら、レジに設置されている電子マネーリーダー(読取機)が変更になっていました。
新しい決済端末の利用方法についてはローソン側がYouTube動画を用意してくれているので、そちらをご覧ください(下記動画を参照)。
不評だったApple Pay対策?
ではなぜ、この時期にローソン側が電子マネーリーダーの仕様を変更したのか?
これはあくまで予測に過ぎませんが、2016年10月に開始されたiPhone版のおサイフケータイ機能である「Apple Pay(アップルペイ)」対策をしたのではないかと私は睨んでいます。
使いにくかった従来の電子マネーリーダー:
実際、ローソンでApple Payを使ったことがある方であればお分かりいただけると思いますが、従来の電子マネーリーダーではApple Payがとにかく使いにくかったんですよね(詳しくは下記記事などを参照)。
ざっくり、その使いにくさを解説すると、Apple PayのSuica払いを使う場合、
- 店員にSuica払いでと伝える
- iPhoneのWalletからSuicaを選択
- Suicaを指紋認証
- ローソンレジにSuicaマークが表示される
- Suicaをタッチ
- 再度、Suicaを指紋認証
の6ステップが必要だったほど(WalletにSuicaしか登録していない場合は5ステップ)。
参考までに以前の電子マネー利用方法を紹介した動画とくらべてみてください。いかにApple Payを利用するのが面倒だったかがわかると思います。
新しい決済端末は使いやすい:
反面、今回導入されたローソンの新しい電子マネーリーダーは快適そのもの。
セブンイレブンやファミマのように『Suica払いで!』というと、そのままピッとSuica払いが完了するので手間いらずです。
- 店員にSuica払いでと伝える
- Suicaをタッチ
もちろん指紋認証も必要ありませんし、ローソンのPOSレジ画面をタッチする必要性もありません。決済端末にSuicaをタッチさせて終了なので、今後は快適にApple Payを使いこなせることでしょう。
決済機の形状はあれでいいのか?
こんな感じでローソン側の迅速な対応は素晴らしいな…と思う反面、電子マネーリーダーの形状はあの形で良いんでしょうかね。
なにせ手前がボコッと出っ張っている形状になっているので、アップルウォッチ(腕時計)を使って電子マネー決済する方にはかなり使いにくい感じになっちゃうのかも。まぁそれでも前の決済端末の仕様と比べれば格段に良くなったとも言えるので、当面はこれで良いのかなという気がします。
以上、Apple Payの登場がローソンのPOSレジを変えた!?2016年12月中旬より、電子マネーリーダーの仕様が変更になったようです…という話題でした。
参考リンク:
Apple Payに登録して使えるクレジットカードはどれなのか…とか、どのクレジットカードを使うとお得なのか…ということが知りたい方は下記記事を参考に。Apple Pay対応のクレジットカードを紹介しています。