さて、今週の本コラムは、世界を“不倫”で騒がせた、あの企業に関する興味深いお話でございます。
今年の7月22日付の本コラム「コンピューター相手に不倫、だまされた会員3900万人……自殺者も出た「A・マディソン」を米当局が調査」
でご紹介した、2001年にカナダから登場し「人生一度。不倫をしましょう」のキャッチフレーズで有名になった不倫交際目的の会員制交流サイト(SNS)「アシュレイ・マディソン」の件を覚えておられるでしょうか。
約1年前の昨年7月には、ハッカー集団が全会員の約8割にあたる3200万人分の個人情報を盗み出し、ネット上に暴露。そのせいで自殺者まで出る騒ぎに。
そして今年7月には、デタラメなプロフィルを記載した架空会員数万人を駆使していたうえ、本物の女性に成りすまし、うまいこと男性会員をだます“女コンピューター・プログラム(fembot=フェムボット)”を数万人分使い、思わせぶりなメッセージを男性会員に送りまくり、男性会員から金をしぼり取っていたことが判明。
そのため、不正競争や価格協定、誇大広告などを取り締まる「米連邦取引委員会(FTC)」が、この交流サイトの現運営主体であるルビー・コーポレーション(旧アビッド・ライフ・メディア=ALM、本社はカナダのトロント)の調査に乗り出したのでした。
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