気象庁ホームページ 雷の発生場所きょうから表示

気象庁ホームページ 雷の発生場所きょうから表示
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気象レーダーで解析した雨の強さなどを示す気象庁の「高解像度降水ナウキャスト」という画面で、雷の発生した場所が21日から新たに表示されることになり、気象庁は、安全確保に利用してほしいと話しています。
気象庁ホームページの中にある「高解像度降水ナウキャスト」は気象レーダーで解析した雨雲の動きや現在、降っている雨の強さ、それに場所などを表示し、自分の住んでいる地域など知りたい範囲を拡大して確認することができます。

雷については、これまでは発生の危険性のあるエリアなどを別の画面で表示していましたが、21日午前11時からは、実際に発生した場所を「高解像度降水ナウキャスト」で新たに表示することになりました。

新たな表示では、全国に30か所ある専用のアンテナでとらえたデータをもとに雷の発生場所をピンポイントで示し、いずれも黄色の「□」は落雷が発生したことを、「×」は、地面に届かなかったものの雲の中などで雷が発生したことを示すということです。

気象庁計画課の榊原茂記課長補佐は、「今後は雨が降っている状況に加えて雷の発生状況についてもホームページで確認することができるので、屋内に入るなど安全確保に利用してほしい」と話しています。